パテラ(膝蓋骨脱臼)と診断されてから心がけていること

カフェなどに行くと静かにちんまり机の下にいるアルテですが、じつは小さい頃からだいの内弁慶。月齢3ヶ月の頃からは夜になると部屋の中をまさに弾丸ダッシュで駆け巡っていました。


うりゃうりゃ〜、負けないぞ!


もちろんロープを使った引っ張りっこ遊びも大好き。やんちゃ坊主なのですが、一月ほど前のある日、いつものようにロープで引っ張りっこをしていたら、これまで聞いたことのない甲高い声で「キャン!」と。何事かと思ってみたら、右足を上げてけんけんしているような状態に。一瞬、何が起こったのかわからず、でも数分すると自然に治ってしまっていました。

それから午後になり二階への階段を登った後、また右足を上げているアルテ。それもまたすぐに元通りに。訳が分からず、とにかく病院へ連れていきました。

そこでレントゲン撮影してもらい、判明したのが膝蓋骨脱臼(通称:パテラ)でした。小型犬に多い病気というのは知っていて、小さい頃から煮干しを上げたり、しっかりとお散歩で歩いて筋肉を付けようと意識はしていたのですが、飼い主の力不足。こんなことになってしまってアルテ、ゴメンナサイ。

パテラは膝蓋骨(お皿の骨)が外れてしまう病気なのですが、このお皿が本来、大腿骨の溝に収まっています。アルテの場合はもともとこの大腿骨の溝が両足ともに浅く、お皿が外れやすい状態ではあるとのことでした。

パテラの治療法としては①手術を行う外科療法か②現状維持で重症化を防ぐ内科療法の2つがあるそうです。アルテは1歳で、しかも自分で外れたお皿を元の位置に戻すことができる軽度な症状なので、②の内科療法を行うことになりました。とりあえずはサプリと急に止まるような足に負担のかかる動作をなるべく減らすこと、お散歩も無理はさせない、といったことで様子を見ていきます。


なぜかノートパソコンの上で丸まって寝てる(^-^;


【現状の対策】

・処方されたサプリ「ムーヴプレミアム」の服用(1日2錠)

・太陽の光を充分に浴びるようにして、骨の成分であるビタミンDの生成を促す

・ゆるやかな坂を上り下りする道を散歩で選ぶ(筋肉を発達させるため)

・オスワリと立つの二つの動作を意識的にやってもらうことで筋肉をつける

・階段を登る時は勢いを付けさせず、一段一段、ゆっくりと上がっていくように気をつける

・仰向けにさせて太ももの付け根あたりを指でくるくると優しくマッサージ


ちょうどパテラと診断されてから昨日で1ヶ月になりますが、今のところ膝が外れる症状は起こっていません。日々の生活の中で、現状でできる対策を続けながら、できるだけ重症化しないようにケアしていきたいと思っています。


 

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アルテの日々是好日〜チワワとの暮らし

はじめまして、ロングコートチワワの男の子「アルテ」との日々のくらしを少しずつアップしていきたいと思います。名前の「アルテ」はイタリア語でアート(美術)という意味です。 ♂ 2019年4月22日生まれ。両親は3kg以下のサイズでしたが、アルテは大きく成長して、現在、5kgのデカチワワの仲間入りをしました。